チケット購入
外国旅行に慣れていない人ほど途中で乗り継ぎの無い『直行便』が向いているでしょう。KLMオランダ航空のwebサイトで、東京(成田)からオランダ(スキポール)までの航空券が購入できます。グループでの旅行で席を一ヶ所にまとめたいならば、人数が多いほど早目に席取りをした方が良いでしょう。
- オランダ直行便の値段相場
- 一人の場合、往復チケットは58000円、燃料サーチャージ等込みだと12万円くらいが記憶にある中では最安値かなといった印象ですが、これが頻繁に変動し、暖かい時期を中心に花(チューリップ)の時期やオランダ最大の祭典である国王の日(4月27日)、11月のシンタクラースの日など人気のあるイベントがある時期は高騰するようで、注文する時期によっても若干の変動があるようです。勿論、円とユーロの為替相場によっても変わるでしょうから、なかなかいくらとも言えないところです。
- エコノミークラスとビジネスクラス
- ビジネスクラスがエコノミークラスの数倍の価格なのは、搭乗前後に睡眠も休養もする時間の無いビジネスマンが11時間にもなる飛行機での移動をホテル宿泊同等に過ごす為であって、搭乗前後に直接仕事先に向かうのでなければ(多少狭い空間ですが)一般的なエコノミークラスで事足ります。そのエコノミークラスには『エコノミーコンフォート』という、追加料金で利用できるゆったり座席があり、通常の席よりも10㎝足元が広く、背もたれも通常席の2倍倒せるそうで、比較的楽ができるでしょう。また、他の一般席と比べて出入口近くに設置されているので、乗り継ぎ・乗り換えのある人にもオススメです。
≫ エコノミーコンフォート席の感想 - 窓側と通路側の座席
- 座席の指定はチケット購入時に無料でできます。窓側の座席は日中であれば窓の外が見られるがトイレに立つには通路側の人達の協力を仰ぐ事になり、通路側の座席はトイレに気軽に立てる利便さがあるが窓の外が見られないといった長短がそれぞれあります。11時間というたった半日の間にそんなにトイレに行きたくなるか?と言われれば、最低でも1度はむしろ必要なようで、一般的には2回か3回は必要な印象です。私は無トイレ実験を数回やってみましたが、全ての回で飛行機から降りた直後に空港トイレに直行しました。よって、滅多に飛行機に乗る事の無い人は外の景色が見られる窓側が、もはや十分に窓の外の風景は見慣れた人には通路側がオススメといった印象です。飛行機の前方の座席と後方の座席かについては、降りる際には前方の座席から降り始めるので、乗り継ぎ・乗り換えがあってその時間が少なく急ぐならば前方の座席をとるのがオススメです。オランダ アムステルダム止まりの場合は後方の座席でよいでしょう。
機内に持ち込むととても役立つもの
- スリッパと脱いだ靴を入れる袋
- 11時間もの長時間の機内搭乗では靴を脱いで過ごせると快適です。トイレに行くことを考えてるとスリッパが適しているでしょう。脱いだ靴を入れる袋があると便利です。
- スマホ充電用のリール付USBケーブル
- 目の前のモニター下にスマホを充電できるUSB差し込み口があります。リール付きのものならばコンパクトです。
- フライングブルー(FlyingBlue)カード
- 以前は席に機内販売される商品のカタログがあり、その支払にKLMのポイントカード「フライングブルー」のポイントが使えました。今は機内で有料のwi-fiをする場合のポイント支払に使えるでしょう。カード番号が必要なので、別にメモしておくか、カードを持っていきましょう。
搭乗前
- 飲食不要
- 日本からアムステルダムまでの11時間以上の搭乗時間中には2度の機内食と各種ドリンクが配られるので、搭乗直前の食事は不要と言える。空港には各種飲食店が多くあるが、それらは機内食が出ない路線便の利用者が利用するものと言っても過言ではない。
- トイレを済ます
- 出るものは完全に出し切っておきましょう。飛行機内のトイレは、自分が行きたい時は他人も行きたくなるようで、行きたい時に限って順番待ちの列ができます。全く利用せずに済むならばこれほど気楽なものはないし、他人も助かります。全くトイレに行かずに過ごした際には下乗時に空港の最寄りのトイレまで早足で向かうくらいに切迫しました。たぶん、他の乗客も最低でも一回、平均的には三回くらいトイレを利用していると察します。往路も復路も搭乗直前までに出し切るようにしましょう。
- 荷物と身体検査
- 搭乗前の荷物検査・身体検査に備え、スムーズに通過する為に時計・財布・カギ・ベルトといった金属を含むものは網の袋等に入れて金属探知機を通すと取り忘れなく完了できるでしょう。カバンの中のカメラやコンピューターの類も見えるように出す。ドリンクやプリンといった液体や食料品は機内持ち込みはできない。
- イヤホン付属だが
- 機内ではひざ掛けと枕とイヤホンが付属していて、イヤホンは使い捨てタイプなので持ち帰れるが、iPodには合わないようで、音量最大にしても聞こえ辛い。
- 乾燥する
- 機内は、紙製の書籍がひしゃげるほど乾燥する。トイレが頻繁にならない程度に適度な水分補給をし、口や鼻の奥が乾燥するならばマスクが有効。
搭乗時には・・・
- スリッパに履き替えて待機
- 荷物と身体検査の後はスリッパ((ルームシューズと呼ばれるものが好適)に履き替え、機内で読む書籍も機内持ち込みカバンの外に出しておく。こうしておくことで、一度着席した後にいちいち荷物から出す手間を省く。
- フライングブルー会員証はポケットに入れて
- 座席前のポケットには機内販売のカタログが入れられているが、ここに掲載されている商品がなかなか良い。機内で購入する場合は条件付きで割引がされ、マイルポイントも付くので、フライングブルー会員証をすぐに確認できるようにしておく。
- スマホとUSBケーブルもポケットに
- 最近、新機からモニターがタッチパネル化されると同時に、USB差し込み口が設置されました。充電とスマホ内の画像をパネルで見られるようです。スマホいじりは、長時間の時間つぶしにはうってつけだし、その際にはバッテリー減少が気になるので是非持参をオススメ。
搭乗後
機内点灯時間と消灯時間があるので、それに合わせて活動するのが適するでしょう。消灯時間内でも個別照明があるので読書も出来るが、周囲に合わせるのも大切。ひざ掛けと枕は付属している。
- 控えるが吉
- 窓側の出辛い席の場合は、緑茶やビールといった利尿作用のある飲食物の飲食は控えた方がトイレ回数を減らせるかも。通路側の席ならば特に控える気遣いするほどでもないかも。
- 食事
- スプーン・ホーク・ナイフ・紙布巾セットの中に塩コショウと爪楊枝があるので出しておく。こぼすした時の事を気遣うなら紙布巾を膝の上に掛け、先端にテーブルを乗せるようにして挟む。食事に合わせてスプーンorフォークを使い、使い終わったらパッケージ内に仕舞ってスペースを空けるようにして進める。ナイフは、配られるパンにバターを塗る以外はほとんど使わない。食事はスプーンかフォークのどちらか一方だけで食べられる形態をとっている。本来はスターター(starter)・メインディッシュ(maindish)・デザート(dessert)と食べる順番があるらしい。
- トイレ
- 窓側か真ん中の席の場合は、他の人が出た時に一緒に出るようにすると通路側の人が席を空ける手間を減らせるでしょう。
アイスクリームサービス- 全行程の中ほどの消灯時間中に
アイスクリームサンドイッチのサービスがある。寝ていると気付かずに済んでしまう。日本発とオランダ発とでメーカーが違うらしい。 アルコール実はビールやワイン以外にもコニャックや特種なアルコールが用意されているので、仮眠前に注文する方法も有効でしょう。- 機内wi-fiサービス
- 2022年12月、機内のwi-fiに繋いで地上のインターネットに接続ができ、SNSなどのテキスト送信であれば1時間まで無料で使えるサービス、有料で目的地までの通常サービス(画像投稿、メール送受信、ネットサーフィン等)が利用できることを実体験確認しました。タクラマカン砂漠北の上空12000メートルの高度を高速で飛行する飛行機と地上の家族との間で更新ができた体験は特別に不思議な感覚がしました。ただ、wi-fiの接続ができにくくなったり、接続できてもインターネットの接続ができない時が多くありました。
- その他
- 便によって実はカップヌードルやスナック(tid bits)なども利用できる。
到着後
スリッパの履き替えは搭乗口に出てからでもできるので、広い場所に出るまではそのまま出てしまう。
その他
- エコノミーコンフォート席の感想
- 航空券とは別に料金を支払えば利用できるエコノミーコンフォート席は、通常席に比べて座席のスペースに10cmほどの余裕があり、背もたれも通常席の2倍の角度に倒せる特徴があるが、後ろの席の人から「倒さないでくれ」と言われる事例が起きました。相手は外国人で11時間という長時間を共にする相手。エコノミーコンフォート席は、追加料金を出してこの特徴を買ったようなものであるはずだが、そういう事が起きた場合にどうするか考えておいた方がよさそうです。 因みに、当席は一般より幅の広い・大きい人向けでもあるようです。
- オランダから日本へ持ち込める酒類の量の規制について
- 760ml3本までなら無税との事。税関職員に質問したところ、本数よりも合計容量との事。4本でも容量が760×3=2280(ml)以内ならば無税との事。因みに、この容量を超えた場合は税金がかかるが、課税の際は旅行者にとって有利な方法(税金が少なくなるような課税方法)が選べるらしい。
- 搭乗予定だったフライトがキャンセルされた場合はどうなるか?(体験談)
- 出発前日に搭乗予定だった便が欠航となり、その旨の通知がメールで送られてきました。搭乗する飛行機はKLMの方で別の便に手配され、変更されました。航空会社がKLMからSAS(スカンジナビア航空)に替わったのと、直行便からコペンハーゲン経由(乗り換え)になったのと、それ故にアムステルダム到着が数時間遅くなったくらいで、特に混乱なく目的地に到着できました。むしろ、KLM以外の航空機体験が出来たのと、ほんの少しながら乗り換えの時にデンマークに触れる事ができた点で異世界に触れられた満足感がありました。乗り継ぎをする経由地のコペンハーゲン空港では、搭乗の際に預けた「預入荷物」は乗継便に自動的に移積されるので、搭乗客は、途中でパスポートチェックを受ける他は機内持ち込み荷物を持って乗継便に移動するだけです。乗り継ぎの際には日本語表記の案内板もあるので、迷う事も混乱する事もなく安心レベルで乗り継ぎできました。
尚、帰りの便(復路)は、アムステルダムのスキポール空港から東京までの直行便が当初の予定通りに利用できました。
Q&A
- Q:オランダ航空エコノミーに枕は有りますか?
- ハイ、あります。シートの後頭部部分に両サイドが曲げられる枕?がありますが、それとは別に毛布と簡単な枕が配布されます。スリッパはありません。私も含め、室内用の履物を自分で用意して使っている様子がみられます。
- Q: KLMオランダ航空の座席は狭いですか?
- まあ、正直言って広いとは言えない、狭いです。
空港でパスポートチェックと荷物の受け取りを済ませた後
到着ロビーを出るとそこはもうオランダの一般の人たちも闊歩するオランダの商業施設内です。静かな日本の成田空港の到着ロビー外とは異なり、繁華街に入ったような賑やかさと混雑振りで、様々な人種が行き交い、様々な言語が交わされています。正直なところ、初めて来た時はそのエネルギーやパワーを感じて圧倒され、トラブルに巻き込まれないかと緊張しました。基本的には平和なので心配する事もありませんが、荷物ケースの盗難や窃盗のような話は実際に聞かされているのでまずは用心するが肝心でしょう。
次に利用する交通機関
鉄道(NS)
スキポール空港からアムステルダム中央駅(central station)へは鉄道(NS)が最適で、駅のホームは地下にありますが、切符はどうやって買うかというとコレが日本人にとってややこしくなっていて、自動販売機で買う場合はコインかクレジットカード支払いのみで紙幣は使えません。お札しかもっていない場合は有人の窓口(loket)で購入します(数十円程度の手数料がかかる)。いずれにせよ、英語かオランダ語が読んで理解できるか話せないとそこから先には進めない事になります。成田発の直行便がオランダのスキポール空港に到着するのは午後3時過ぎですが、冬のオランダは日中の時間が短くてすぐに夜になるので、寒い上に暗く、緊張感を一段強めます。無事にチケットが買えたら次は掲示板でどのホームから中央駅行きの電車が出発するのかを確認してホームへ降りていきましょう。電車の先頭や側面に掲示されるアルファベットは行き先の地名なので、そこは日本と同じ。ただし、一等客車と二等客車があるところは注意。この区間の場合、各駅停車(sprinter)と急行・特急(intercity)の二種類が主です。