オランダで忘れ物/落とし物/物を紛失してしまったら
諦めないでください。外国で貴重品を忘れたり落としたり紛失したらもう二度と戻ってくるとはないという話を聞いた事があると思いますが、必ずしも絶対に戻らないという事もありません。少なくとも、もし拾った人が届け出をしてくれた時に、落とし主として連絡がつくよう、できる事はやっておくべきです。それをせずに諦めてしまって戻ってこなかったと残念思考に陥るのも被害妄想の一種とも思えます。
- まず第一に、失くした場所の管理者(kantoorなど)に問い合わせる事。教会なら教会の管理者や係の人、できるだけその場所と密接に関わっている人に尋ねてください。尋ねた時には見当たらなかった場合はメールアドレスや連絡先電話番号と名前を書いて渡し、もし見つかった場合は連絡するよう、お願いする方法があります。その他、観光名所の場合でどこで落としたかわからない場合などでは観光案内所(VVV)で尋ねてみる方法もあります。とにかく、拾った人がまずはどこに届けるかを考え、その場所に尋ね、または連絡先を置いて来ると効果的です。施設の管理者が保管している間はそれ以上の届け出はしばらくしないようです。
- オランダでは落とし物をした/見つけた場合は警察ではなく、自治体(gemeente)が担当のようなので、紛失した場所がどの自治体の管轄かを調べて、その自治体の指示通りに実行してください。自治体のwebサイトで調べる場合は、gevonden en verloren voorwerpen(’見つけた物、紛失した物’の意味)についてのページが参考になるでしょう。警察でも相談は受けてくれますが、「保険に入っているなら報告書を用意する事ができるが、入っていないなら警察ができる事は何もない」と言われるでしょう。
- その他、以下のようなwebサイトもあります。
アドバイス
- 紛失場所が特定できている場合は、その場所の周囲やゴミ箱を探してみてください。残念ながら、現金だけ抜き取られてその他が捨ててあるかも知れません。しかし、現金以外は戻ります。
その後
- その国が貴重品の落とし物が持ち主に戻る国なのか否かを実体験してみるつもりで、諦めずに取り戻す確率を上げるよう、悲観せずに努力してください。