オランダでナメクジ退治の実験をしてみた
オランダのナメクジは10センチを超す個体が珍しくなく、夕方から夜に水場の付近を歩くとアスファルトの上でも茶色いのが数匹が居たりしてゾワワ~と思ったもの。朝方や雨の降った日には草の間に隠れていて歩き難いので、ここでナメクジ退治法を調べ、考えてみた。庭や道の脇の草が生えているスペースでは、草が水滴を帯びている間は居易い模様。草刈りなどは草が乾いた時が、ナメクジを避ける点でも適時でしょう。
試してみた
- すし酢をかけてみた。→一瞬丸くなったが、体表面からネバネバを出して掛かった酢を脱ぎ捨てるようにして脱出っぽい。
- 醤油をかけてみた。→一瞬丸くなったがさほどの殺傷効果はなさそう。
- 石灰乾燥剤をかけてみた。→乾燥に弱そうなので乾燥剤で体の水分を奪う試みながら、一瞬丸くなるものの、また粘液を出して脱ぎ捨ててすぐにまた歩き出した。
- コーヒー粕:カフェインが嫌い?水で希釈したものを直接かけると効果的?と思われたが、ほとんど効果なし。
- レモン汁:かけた直後から苦しそうな様子を見せたが、体中から粘液を出して脱ぐようにして脱出。脱ぎ切った直後に再度かけるを繰り返す内に弱った様子だが死なず。
- 熱湯:すぐに縮んで動かなくなった。極めて単純当然な結果だが、効果あり。
有効?
- 銅イオン
- 竹酢液・木酢液
- 唐辛子:水で希釈して直接かけると効果的らしい。
- ビール:ビールが好物だそうで、これでおびき寄せて溺死させる。
- わさび
- 生姜
- 胡椒などの香辛料
結論
現時点では、「熱湯」という結論。人体にも環境にも全く害が無いので、直接手が出せるならこれが最良でしょう。酸は効くが濃くする必要ありそう。ナメクジとはいえ、自身に害なものへの対策ができるようで、なかなかそうは簡単には退治できない。ノロい動物にはノロい動物なりの自己防衛術を持っている。